2010年08月02日
降雨災害
すさまじい杉林の降雨災害の様子です。
剣山系の急峻な斜面に植えられた杉の人工林が
上部で起こった斜面崩壊とともに土石流でえぐり取られています。
4~6齢級くらいに見えます。
林層が一気に崩壊に至ったようです。
砂防堰堤は段状に築かれており、自然に抗う姿に映ります。
最下段では型枠が入り重機が作業しています。
こんなところにユンボはどのようにして入ったにだろうかと思っていたら、
ヒントは架線にありました。
そう、バラシて吊り込んで現地でまた組み立てるのだそうです。
山林土木の技術はすごいですね。
自然の力は人知をはるかに超えています。
ここでも人工林という人の行為に対して自然との関係性を問われている気がします。
Posted by NPO法人フォレスターズかがわ at 11:09│Comments(0)
│森づくり