2022年07月29日
森林巡視員をご存じですか?
県から委嘱を受けて県有林を月に1度見まわってその状況を報告する、林内や林縁を歩いて異常がないかを観る「孤独で楽しい」仕事なのです。なぜかって山や森好きにはたまらないわくわく感と遭遇があるから。2.3年前には成体のイノシシ2頭と遭遇してドキッとしましたが、向こうも驚いて去っていきました。人跡はあるのですが、何年も手が入っていないところはちょっとした冒険心を掻き立てられます。沢筋、斜面、ゴーロ、それらの地勢と共生する木々の姿が人工林であれ自然林であれ、なんとも言えず愛おしく感じてしまう性なのかもしれません。香川の丘陵的山林であっても一歩踏入ると、地形の読みや距離感は五感を研ぎ澄まして臨まないと、見通しが効かない樹林帯は痛い目にあいます。山の経験が多少は役にたっているのではないかと思っています。

Posted by NPO法人フォレスターズかがわ at 00:21│Comments(0)
│森づくり