2023年07月09日
「棍棒飛ばし」って・・・なに?
新聞で、奈良に移住し「全日本棍棒協会」なるものをつくったという東さんという方の記事に目がとまりました。
記事の内容は、森林や里山が抱える問題を「棍棒」を一つのツールとして解決への道を探ろうというもの。
「棍棒」でどうするの?って疑問が・・・。
ネット検索をして彼のこと、彼が創設した「全日本棍棒協会」のこと、昨年大阪で開催された「大棍棒展」のことなどを
知るにつれ興味が湧いてきました。
「棍棒」と聞くと、はじめは相手を倒す武器、暴力的で危険なイメージしかありませんでした・・・。
彼はその野蛮さや攻撃性を否定せず、それを芸術作品、スポーツとして捉えているらしいのですね。
彼が発信する言葉や内容は、刺激的で過激的なこともあるのですか、その根幹には山や森や暮らし方への思いやりというものがあるように感じました。
そして彼の文章やコメントなどを読むとユーモアに富み、外形的な荒々しさよりちょっと知的な部分も見え隠れしてますます会いたくなりました。
そこでいろいろ調べるうちに愛媛県内子町で「内子インナーチルドレン」という団体が、東さん主催の全国棍棒大会に出場し、現在もその活動を続けていることを知りました。この「内子・・・」という団体は、里山や荒廃した山を何とかしようとしている団体でもあるらしい。
四国内に「棍棒飛ばし」をしている者がいるのかと、さらに調べると7月8日に「棍棒だよ!全員集合、夏のインチル祭り」というイベントがあるという情報をキャッチ。
早速そのイベントに参加してきました。

「棍棒入門」という本を購入し(内容がユニーク)、棍棒作り体験、棍棒飛ばし体験をしました。
「内子インナー・チルドレン」の方に、私もささやかながら里山や森つくりの活動に携わっていること、「棍棒」の活用に興味があることを伝えました。
すると、今から練習試合をするので参加してはどうですか、とお誘いをいただき、「棍棒飛ばし」のゲームを体験させていただきました。
試合は、攻撃側と迎撃側の2チームに分かれ、飛ばした棍棒の距離を競うというもの(内容はもっと規則があるのですが)。
この競技は必ず男女混合でなければならないというのも面白かったですね。
棍棒を打ち叩き遠くへ飛ばす快感と、飛んでくる棍棒を迎え撃とうとする怖さとで、なかなかにスリリングなものでした。
迎撃側は安全面からヘルメット必着なのですが、強者は飛んでくる棍棒を素手でキャッチするという・・・。
棍棒を使っての競技ということで、危険性を危惧していましたが、皆冗談を飛ばしながら和気あいあいの雰囲気でとても好感を持ちました。
森林や里山などへのアプローチは様々ですが、こうした試みもあるんだと実感しました。
そうそう、棍棒作りは鉈で木を削り、最後はサンダーと紙やすりで仕上げるというもの。
作製中は汗をかくのも苦にならず、黙々と無心で木に向きあいました。精神修養にもなかなかにいいものでした。
この棍棒競技をする団体は全国ではまだまだ少ないようですが、主催者の東さんは全国に広めると意気盛んなようです。
「棍棒チーム」の要件として、地域密着である事、山や里山などに関する活動を定期的に実施する事、自前で山や棍棒飛ばしのフィールドを確保する事、男女混合である事・・・等々・・・なかなかハードルの高い掟があるようです。
内子インナーチルドレンの方から「是非香川県でもチームを作って交流しませんか」との激励をいただいたのですが・・・。
さてさて、こうした活動に興味を持つ人、賛同する人・・・県内にいてるのかなぁ???という不安と疑問しか浮かんできません。
S.S
記事の内容は、森林や里山が抱える問題を「棍棒」を一つのツールとして解決への道を探ろうというもの。
「棍棒」でどうするの?って疑問が・・・。
ネット検索をして彼のこと、彼が創設した「全日本棍棒協会」のこと、昨年大阪で開催された「大棍棒展」のことなどを
知るにつれ興味が湧いてきました。
「棍棒」と聞くと、はじめは相手を倒す武器、暴力的で危険なイメージしかありませんでした・・・。
彼はその野蛮さや攻撃性を否定せず、それを芸術作品、スポーツとして捉えているらしいのですね。
彼が発信する言葉や内容は、刺激的で過激的なこともあるのですか、その根幹には山や森や暮らし方への思いやりというものがあるように感じました。
そして彼の文章やコメントなどを読むとユーモアに富み、外形的な荒々しさよりちょっと知的な部分も見え隠れしてますます会いたくなりました。
そこでいろいろ調べるうちに愛媛県内子町で「内子インナーチルドレン」という団体が、東さん主催の全国棍棒大会に出場し、現在もその活動を続けていることを知りました。この「内子・・・」という団体は、里山や荒廃した山を何とかしようとしている団体でもあるらしい。
四国内に「棍棒飛ばし」をしている者がいるのかと、さらに調べると7月8日に「棍棒だよ!全員集合、夏のインチル祭り」というイベントがあるという情報をキャッチ。
早速そのイベントに参加してきました。

「棍棒入門」という本を購入し(内容がユニーク)、棍棒作り体験、棍棒飛ばし体験をしました。
「内子インナー・チルドレン」の方に、私もささやかながら里山や森つくりの活動に携わっていること、「棍棒」の活用に興味があることを伝えました。
すると、今から練習試合をするので参加してはどうですか、とお誘いをいただき、「棍棒飛ばし」のゲームを体験させていただきました。
試合は、攻撃側と迎撃側の2チームに分かれ、飛ばした棍棒の距離を競うというもの(内容はもっと規則があるのですが)。
この競技は必ず男女混合でなければならないというのも面白かったですね。
棍棒を打ち叩き遠くへ飛ばす快感と、飛んでくる棍棒を迎え撃とうとする怖さとで、なかなかにスリリングなものでした。
迎撃側は安全面からヘルメット必着なのですが、強者は飛んでくる棍棒を素手でキャッチするという・・・。
棍棒を使っての競技ということで、危険性を危惧していましたが、皆冗談を飛ばしながら和気あいあいの雰囲気でとても好感を持ちました。
森林や里山などへのアプローチは様々ですが、こうした試みもあるんだと実感しました。
そうそう、棍棒作りは鉈で木を削り、最後はサンダーと紙やすりで仕上げるというもの。
作製中は汗をかくのも苦にならず、黙々と無心で木に向きあいました。精神修養にもなかなかにいいものでした。
この棍棒競技をする団体は全国ではまだまだ少ないようですが、主催者の東さんは全国に広めると意気盛んなようです。
「棍棒チーム」の要件として、地域密着である事、山や里山などに関する活動を定期的に実施する事、自前で山や棍棒飛ばしのフィールドを確保する事、男女混合である事・・・等々・・・なかなかハードルの高い掟があるようです。
内子インナーチルドレンの方から「是非香川県でもチームを作って交流しませんか」との激励をいただいたのですが・・・。
さてさて、こうした活動に興味を持つ人、賛同する人・・・県内にいてるのかなぁ???という不安と疑問しか浮かんできません。
棍棒、その他の何か、いろんなツールや方法はあろうかと思いますが、森林保全、里山育成に関わるきっかけが生まれ、新しい人材が増えればいいのですけれど・・・。
S.S
Posted by いぬのなつ at 14:40│Comments(3)
│リポート
この記事へのコメント
眠っていた原始の血が呼び覚まされそう!ストレスの多い現代人にとって身体運動がシンプルでいい、誰もができるしね。こん棒は自分でつくるところからやるのもまた楽しい。
Posted by NPO法人フォレスターズかがわ
at 2023年07月09日 15:23

森林・里山整備に立脚した活動として「棍棒作り」「棍棒飛ばしゲーム」を県内で実施することを考えています。手探りで進めていこうと思っていますのでお知恵・情報・助言などをいただければと思います。どうかよろしく!
Posted by いぬのなつ
at 2023年07月11日 08:03

迎撃はちょっと難しい気もするので、チームで飛距離を競うのがいいかも、こん棒づくりから始めて思いっきりたたくと気分もすっきり!琴南のエコツーリズムに取り入れるのも有りかと・・・
Posted by NPO法人フォレスターズかがわ
at 2023年07月11日 11:47
