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2024年08月25日

ヒノキの森を調べてみれば


何が解る?
樹高・本数・直径etc・・・
それらを調べて木材利用につなげたいと思います。
アプリが活躍する森の調査にぜひご参加ください。
森をもっと知りたい方にオススメです。
参加者募集中!
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Posted by woodsかがわ at 03:09Comments(0)森づくり

2023年12月29日

森に関わるということ

とはどういうことなのでしょうか?年の境目になると色々と想いがめぐり、日常的に濃密な関係をもっていると、森が暮らしの中に溶け込んでいます。時には目線を移して客観的に見ようとしますがそれもあまり意味のあるように思えません。精神性であったり、物質的利益であったり、環境の保全であったりと、ありとあらゆることがらがない交ぜになって身体エネルギーが森に投下されている、きっとそのようなことなのでしょう。この森は実に多くの人々が集い樹々と感応を求めてきました。樹々は成長してずいぶん太く長くなりましが、我々人間の成長やいかに・・・2024年へ森との関係性をこれからも紡いでいきたいと思います。(TM)


  


Posted by woodsかがわ at 21:12Comments(0)森づくり

2023年10月07日

山が荒れているってホント?

ぼくは違うと思っています。山と人との関係が生活シーンで希薄になっている今は、一たび山に踏み込むと一歩進むのにも難儀しますが、それを眺めて「山が荒れている」違うよね。これは植物が光(太陽光)の獲得競争の中で顕性と潜性の状態であり、自然界では当たり前の世界。人工林ではちょっと違いますが、用材生産を目的として植えた樹だって放置すると前述のとおりで、ゆえに意図的にその樹の顕性を保つ必要があり、下刈りや間伐をして所期の目的に誘導します。つまり「放置する」→「荒れている」となり、山の性状によって見方、捉え方は違ってきます。



身近にある里山を再び暮らしの一シーンとしての関係性を築きたい、とぼくたちはやっています。それは山全体からみればほんの少しの範囲でしかありませんが、林床を整え陽光を入れると森がやさしく迎入れてくれる、そんな森林空間が再生できるといいなぁって。大々的に森林の商的空間をつくる必要はありません。小さくても魅力的な森のスポットを線(小径)でつなぐ「里森」が理想です。山の樹は歴史の中で収奪が繰り返されてきましたが、見方を変えれば今の状態ほど樹々があふれているのは豊かさなのか、それとも・・・。(TM)


  


Posted by woodsかがわ at 10:14Comments(0)森づくり

2023年04月26日

竹ポットで木の苗を育てる

秋に拾ったドングリ、

できるだけ実太りがよい丸まったのを拾って竹ポットに植えました。

昨秋だったか、いや一昨年だったか、

記憶がさだかでなく、まあどちらでもよいのですが、

モソウチクを短く切り底の節に穴をあけ土にドングリを埋めておきます。

あまり深く埋めないのがコツと言えばコツ、

それとドングりは横に寝かせました。

土のお布団をかぶせるイメージです。



ドングリ銀行にドングリをあずけて苗木をはらいもどしてもらうのもオススメ。

気長に待っていると芽が出た時はちょっとした驚きです。

庭の片隅で、ベランダのコーナーで、

愛情を込めてときどき水をあげればきっと春には芽を出してくれます。

左がコナラ、右がウバメガシ、

竹ポットが要る方はいつでもご用意できます。

今年の秋にドングリを拾ったらぜひ挑戦してみてください。


  


Posted by woodsかがわ at 06:02Comments(0)森づくり

2022年12月16日

それは2019年2月に始まった

あれから3年と10か月になります。克軍寺ミニ88ヵ所にある巨大な石仏は草木に覆われており全体象を仰ぐにはちょっと大変だったのをおぼえています。その後3年間の年限で参道周辺の整備を始めて来年の3月で期限がきます。当初足の踏み場も困難だった道筋は枯れ支障木を取り除き、灌木を伐って間が隙ずいぶん見通しがよくなりました。少しづつですが続けていると成果は現れるものです。大がかりに重機を使って一気に整備する手もありますが、我々のような人力作業でコツコツやるのもこのお山にはふさわしいと思っています。




2022年もあとわずか、このミニ88ヵ所、訪れる人もほとんどないでしょうけれど3年余り通った里山ですので最後の仕上げというわけではありませんが、全体を歩いて少し手を入れました。それにしても夏と違い、林床は葉っぱのじゅうたんがしきつめられてずいぶん明るいのがいい。ガサゴソ、ガサゴソ、葉っぱの上を歩く心地よさは落葉樹の森ならではの楽しみです。




夏場だとグリーン一色の森ですが、ここにもあったのかと改めて気づく秋色のグラデーション、12月も終わりになろうというのにまだ黄紅の葉をまとっています。自然の営みは人知を超えた色の重なりをつくり出してくれます。里山の自然はわたしたちの日常の暮らしのすぐそばにあって・・・大切にしないとね。(TM)
  


Posted by woodsかがわ at 21:45Comments(0)森づくり

2022年07月29日

森林巡視員をご存じですか?

県から委嘱を受けて県有林を月に1度見まわってその状況を報告する、林内や林縁を歩いて異常がないかを観る「孤独で楽しい」仕事なのです。なぜかって山や森好きにはたまらないわくわく感と遭遇があるから。2.3年前には成体のイノシシ2頭と遭遇してドキッとしましたが、向こうも驚いて去っていきました。人跡はあるのですが、何年も手が入っていないところはちょっとした冒険心を掻き立てられます。沢筋、斜面、ゴーロ、それらの地勢と共生する木々の姿が人工林であれ自然林であれ、なんとも言えず愛おしく感じてしまう性なのかもしれません。香川の丘陵的山林であっても一歩踏入ると、地形の読みや距離感は五感を研ぎ澄まして臨まないと、見通しが効かない樹林帯は痛い目にあいます。山の経験が多少は役にたっているのではないかと思っています。


  


Posted by woodsかがわ at 00:21Comments(0)森づくり

2022年07月24日

森林づくり夏場の作業



かれこれ18年この森で活動しており、植えてから30数年にもなるとずいぶん木が成長して太くなりました。2次間伐もほぼカバーした現在は抜き伐り的に劣勢木などを伐って林間を調整していますが、集材間伐期を前にして我々のここでの森林づくり活動はしだいに限定されつつあります。そのような折りスギの自然落枝と違いヒノキは枯枝が残るので、夏場の成長期は枝打ち(生き枝切)はやらずに枯死枝の処理をします。これをするのは製材時に出る死に節(枯枝の残りが木の成長とともに巻き込まれて節穴になる状態)をできるだけ少なくするためです。効果がどれほどか疑問がないわけではありませんが、林相が整うことは事実です。木材市場の変化により枝打ち作業の効用が反映しずらい今、太った木に手間暇かける意味がどれほどのものか、ボランティアだからできることかも知れません。さて、育林施業もさることながら、この森では森林体験や環境教育、リラクゼーションなどの森の中に身をおくことで得られる精神性をはぐぐむ場として軸足を移しつつあります。木の成長が我々に与えてくるもの、それは伐採後の用材としての価値だけでなく、森林そのものが人との親和性が高く様々な人たちが森に集い感じてほしい。そう願っています。(TM)
  


Posted by woodsかがわ at 14:48Comments(0)森づくり

2022年06月28日

かがわも梅雨が明けたね

と言っても雨降った?

今年は少なかったねほんとうに。



竹林から見上げる空ってちょっとちがう気がしない?

なぜかこころがざわつくというか、樹林の空とは明らかにちがっている。



ブッシュ帯の竹は伸びたタケノコを一月前にバッサバッサやっておいたけれど、

旺盛な草木がまた容赦なく伸び盛ってきたので、ここ一番、

タテヨコナナメ、ときに空中伐りを駆使して一気に刈払いました。・・・けっこうキツイ




Sさんが作ってくれた「ネットモック」に身を投げ出して(お尻の接地はごあいきょう)

ザワワ~♪ ザワワ~♫

タケ笹のこすれ音に風が抜けて心地いい。

七夕が近い、ざわつきはそのせいだったのか・・・

6月末の西植田竹林は4月、5月のタケノコイベントが過ぎて、

若竹は皮を地面に落しグングン天を突いている。

もう夏だなあ(^^♪




  


Posted by woodsかがわ at 17:57Comments(0)森づくり

2022年06月16日

克軍寺をご存じですか?



高松市西宝町にあり、薬師如来を本尊とする天台宗の寺院です。境内には小堀遠州の作庭や切支丹燈籠が残っています。



わたしたちは2020年から当寺院の裏山(境内林)の手入れに着手し、明治期から大正期にかけて開創されたと言われている、森に埋もれたミニ88ヵ所周辺の森を整備をさせていただいています。



訪れる人がほとんど途絶えた経路は竹や木々が茂って自然林に還っています。そのような森の状態の変化を求めて今日はブッシュ帯の伐開に臨みました。



茂った竹などを伐開していくうち現れた石垣や耕作跡、人跡を見るにつけ今はもう振り向くこともなくなった山肌があわれであり、時のながれを思わずにはいられません。(TM)  


Posted by woodsかがわ at 21:33Comments(0)森づくり

2022年02月27日

琴南の森は今



この森と関わって早18年になります。この間ヒノキもずいぶんと大きくなり、当初は小径の間伐であったものが、中径になり育ちの良いのは太って林齢は35年、人で言えばもうすっかり青年木(期)です。森林ボランティアがやる切り捨て間伐からはそろそろ離れる時期が来たのかもしれません。そこそこ大きくなった木を伐り捨てるのはもったいなくも忍びない。これからは環境教育や森林体験を主体にした関わり方をやっていくいのが良いと思います。官林(県有林)の性格上そういった活用方法が最も適したものではないかと。個人的には亡き父たちが森林組合時代に植えた山であり、いささか思い入れも無きにしも非ずで、林相に落ちる木漏れ日がよけいに想いを誘います。2月26日(土)2021年度の琴南の森の森づくり定例活動は本日で終了です。一年間、森林に、そして汗を流した仲間たちに感謝です。(TM)








  


Posted by woodsかがわ at 15:47Comments(0)森づくり

2022年02月27日

一年間竹林と付き合う



里山の整備にもいろいろあって、雑木林(自然林)、人工林、竹林、果樹林、境内林、屋敷林と・・・、中でも竹はちょっと違う。旺盛な成長力でもってまたたくまに他樹を制圧して一帯を竹林化してしまう。成長力でかなわない樹木は光合成を阻害されて枯死を余儀なくされるのだ。そんな竹林も無制限に本数が増えるわけでなく、竹どうしが個体数を制御しているように見える。過密になった竹林は古竹が自ら枯れることで、若竹の成長(生存)を助けているのかもしれない。枯れ竹を伐り退けた林内はずいぶんとすっきり整えられて「傘をさして歩ける」までになり、所期の目的はほぼ達せられたようだ。あと春を迎えてタケノコの出具合が気になるところだが、人が入って負荷のかかった地下茎ははて、どのような反応を示すだろうか。ともあれ、けっこう楽しませてもらった一年だった。竹林さんありがとう!(TM)




  


Posted by woodsかがわ at 14:26Comments(0)森づくり

2022年02月19日

指先が冷たい!



もしや振動病?!
https://www.min-iren.gr.jp/?p=20124

今日まんのう公園さぬきの森の会で安全講習があり、
講師のSさんがチェンソーの振動病についてふれていた。

最近、手の指先が継続して冷たく、しびれが出ることがあるので
単なる寒さのせいかと思っていたが・・・

なんと症状が当てはまるではないか
ここのところプライベートでもチェンソーの使用が多いので、
もしや、かもしれない。

皆様、振動機材の長時間使用には気を付けてください。  


Posted by woodsかがわ at 17:40Comments(0)森づくり

2022年01月27日

克軍寺の森がだんだん明るくなって



流行りていに言えばサニーサイド的に森がよみがえるってとこでしょうか。
初めてこの森に入った時、
それはもう木々でさえぎられて陽が森の中にあまり届かない薄暗い林相でした。
この森に関わってはや3年になります。
ミニ八十八か所を中心にして再びここに人々が訪れることを願って整備しています。









今日の作業メンバーです。
心と体は現役年齢!



なんと、
きょうはお天気が良くて比較的あったかかったせいか、
はたまたチェンソーの音が気になったのか、
子供たちが登って来てくれました。
うれしいですねスマイル



  


Posted by woodsかがわ at 22:40Comments(0)森づくり

2022年01月09日

2022年森に集う



晴天が約束された朝の冷たさは、期待どおりにヒノキの森に陽光を注いでくれました。

気持ちを引き締めて、

スタータ―を引くとうなり始めるチェンソーのエンジン音、ああ!いいなあ・・・

葉が落ちてそろそろ春芽の準備に入ろうかという木々、申し訳ないが伐らせもらいます。

幾年月のあいだCO2を吸収して酸素をつくってくれていたのだろうか、

30年、40年、50年、太い幹の断面は木のいのちを断った瞬間。

この伐った木、春先の森のイベントまで森の中で静かに時を待ちます。(TM)


  


Posted by woodsかがわ at 11:08Comments(0)森づくり

2022年01月08日

今日は琴南の森の活動日



夜明け前の空は星がまたたいています。

よし!いい天気だ。

2022年、森の活動に仲間が集います。

寒い時こそ肩の力を抜くと、身体の全てが寒さを受け入れてくれます。

ためしてごらん、きっといいことがあるから。

ケガしないように

楽しく

元気に

力をあわせてやりましょう!(TM)

  


Posted by woodsかがわ at 06:24Comments(0)森づくり

2021年08月29日

8月末の昼下がりはまだ猛暑です

山に入って、
木を伐ったり、下草を刈ったりしてそれがいったい何になるのだろうと、
思うことがあります。
・地球温暖化抑制に貢献・・・たぶんほとんどないだろう
・森の環境が整う・・・これは人間の側だけの都合
・ボラティアという名の森づくり・・・上記に同じ
コロナ禍でいろいろと活動の制約を受けると時間ができて、
ぼくたちがやっていることの意味をついつい考えてしまいます。
結局、
あれこれと後付けで無理やり意義づけをしているだけではないのか・・・



ぼくはボランティアという言葉が嫌いというほどではありませんが、
あまり好きではありません。
ましてや、
自分はボランティア活動をしているなんてこっぱずかしくて言えません。
・きれいになって気持ちがいい
・誰かが喜んでくれる
・いい汗流してスカッとした
案外動機は単純なもんです。(TM)  


Posted by woodsかがわ at 14:46Comments(0)森づくり

2021年07月28日

真夏の竹林整備

まあしかし、やっぱ、あっい~ねぇ!
ガンガン竹を伐ったけれど、この時期の暑さは半端じゃない。
伐開跡に植えた果樹も、旺盛な周りの草木に押され気味。




カクレミノの幼樹は伐らずに残しておきますとOMさん。
若竹を残しつつ徐々に空かしてすっきりした竹林に誘導していきます。
火照った体に水分補給しつつ3時間、
暑かった・・・(TM)
  


Posted by woodsかがわ at 21:36Comments(0)森づくり

2021年06月05日

竹林整備は面白い!

枯竹を取り除き 

込んだ生竹を間引き

脇へ棚状に積み込んでいくと

竹林がすっきりとよみがえる

以前は足を踏み入れる気もしなかったのに

また行ってみたくなる

みるみる出てくる作業の成果





チェンソーを使った竹伐の講習会

インストラクターはMさん

体と道具が一体になり

無駄がないテンポよい作業




竹林整備は

意外な面白味をまだまだ発見できそうです(TM)


  


Posted by woodsかがわ at 08:47Comments(0)森づくり

2021年05月17日

梅雨ぞらの光

今年の梅雨入りは

めっぽう早い

この分だと明けるのも早いのだろうか・・・

暑い夏がもうすぐやってくる



もう沈もうかという時刻に

パッと

陽光が森に射し込んだ

まるでその先に

森林の仲間がいるような錯覚がおき



振り返ると

一条の鋭い光線が

ぼくの目を射ていた

・・・2021年5月16日森の巡視にて(TM)


  


Posted by woodsかがわ at 14:54Comments(0)森づくり

2020年09月20日

Kさんのチップソー

いやあーっまいったね

ここまで使い込んだ刈り払い機のチップソーを初めて見た

いままでチップが残ったまま捨てていたのは

なんと勿体ないことか・・・

まるで円盤で切っていたと思えるほどだ



新品がこちら

道具を使い切るという

お手本を見せてもらった



もちろん

Kさんの作業技は超一流です。
  


Posted by woodsかがわ at 17:27Comments(0)森づくり