
2009年07月27日
ナイフ+ナイフ

ペーパーナイフをつくるリポートの続編です。
7月8日に行われた、屋島中学での「竹を使ってペーパーナイフをつくろう」の
つくっている様子が送られてきました。
う~ん、子供たちは熱中していますね。


自ら道具を使ってものをつくることの少ない現代ですが、
この日は手とアタマがフル回転したようです。
イメージ通りのものができた人、そうでない人
手を切った人、いたのかな?
だとしたら、痛さを味わうこともわるくはありません。・・・ま
タグ :森を楽しむ
2009年07月26日
お家のクライミングボード
木の家づくりの仲間が設計し、建てた住まいを見てきました。
やりましたね。

若いお父さんは
子供に木に触れる楽しさと冒険心を教えてあげたかったようです。
ボードを登って丸太の木を伝って下りてくる。
もちろんその逆もあり。
楽しい暮らしと家族の笑い声が聞こえてきそうです。
このお家、
香川がお世話になっている早明浦ダムがある高知嶺北地域の
スギの木でできています。
2009年07月25日
三木の森は雨で・・・

悩ましい天候が続いています。
例年だととっくに明けている梅雨も、まだ梅雨前線がしぶとく横たわっています。
水が少ない香川にとってはありがたい雨でもあるのですが、
瀬戸内海を挟んだ山口県では降雨災害で亡くなる人が出て痛ましいかぎりです。
今日は「三木の森」の活動日でしたが、
早朝は曇り空だったのでいける!と思いきや、
やがて降りだしたので中止ということになりました。
季節の変わり目では、
明らかに地球の気候が変わり始めていることを肌で感じます。・・・ま
タグ :森林ボランティア
2009年07月20日
雨の中で

しばらく降っていなかったから、植物が水を欲しがっていました。
この雨、昨夜から降っているので大地がうるおいます。
今朝のグリーンジムは、汗と雨が混ざってびしょぬれになりましたが、
肌を打つ雨の冷たさが心地よく感じます。
かわいいドングリをつけたコナラも雨露を受けて瑞々しい。
山の木々と同化した気分です。
こんな時は木の気持になって雨を受けてみると、雨はまさに恵みの落滴です。
竹林の地表では条件が整い、コムラサキシメジが顔を出しました。
脇にセトウチマイマイが雨に誘われてツノを出しています。
やっぱりカタツムリは雨が好き。
先日外来種のカタツムリが団地の中で、
異常繁殖している様子がテレビに出ていました。ちょっと気持悪かった・・・
そのせいでもありませんが、
最近、あまり見なくなった在来種のカタツムリが現れるとホッとします。
環境の変化はまず身近なところに現れます。
タグ :森林環境
2009年07月15日
里山の夏味わってます

またまた、キノコです。
今朝の収穫はこれ、
マツオウジ、セイタカイグチ、キイロイグチ、3点そろいました。
今晩のビールの肴に相成ります。
里山の夏味わってます。


朝6時の風景、ビューポイントからは飯の山がくっきり。
今朝の山頂は涼しい風が吹いていました。
2009年07月14日
今どきのキノコ

地表に顔を出したのはテングダケです。
幼菌はまあるくて白い色のいぼがちりばめられて、いかにもキノコっぽい。
毒キノコですね。

なかなかいい色合いのキノコで、そそられるのですが、
これも食べてはいけません。ヒメコガネツルタケです。

キイロイグチは食毒不明!?ちょっと試す勇気はありませんが・・・
これから里山にもいろいろなキノコが顔を出しますから、
少し採取したり、写真に撮ったりして図鑑で調べては如何?
まあ、なにより食する楽しみが加わります。
(後で調べるとキイロイグチは食○とありました)
2009年07月12日
ペーパーナイフをつくろう
ここは屋島中学校「工作室」
去る7月8日(水)の昼下がり、
1年生34名+先生2名が竹をつかってペーパーナイフをつくろうということで、
フォレスターズかがわの面々(石川、大塚、北川の3名)が素材を準備して、
竹の工作のサポートに行ってきました。
まず、石川さんが竹の種類、成長、笹と竹の違い、育成の歴史について説明し、
次に大塚さんから竹の節の数について説明しました。
「竹の節の数はタケノコの時に決まっているって知ってたかな?」
いよいよペーパーナイフの製作です。
生徒は思い思いのデザインを描き、
輪切りの孟宗竹を適当な幅に割り、切り出しナイフを使って削っていきます。
「長さ20cm幅2cmのペーパーナイフをイメージして、各人1つを目標にやってみましょう。」
さてさて、
どんなペーパーナイフができたのでしょうか?
生徒は切り出しナイフをうまく使えたのでしょうか?
(北川さんリポートありがとうごいざいました。
次は作っている写真や子供たちの感想をよろしくお願いします。・・・ま)
2009年07月11日
ここは琴南の森!

森林の中で
生い茂る灌木に挑みますが、ここまでくるとどこに植えた桧があるのか?
と、一瞬わからなくなります。それにしても雑木は強いですね。
なんとか造林木(桧)の成長を促そうと刈り払い機で雑木伐っていきます。
上組、下組に分かれ、上組は急斜面の徐伐作業を実施しました。
なにしろ足元が不安定なので、平地のようにはいきません。安全が最優先!

平地の草刈りとは違い、巧みな扱いで切っていきます。
雑木の成長もここまでくると伐倒に近く、刈り払い機の操作にもテクニックが必要で、
キックバックに神経を使います。
刈り払いの作業地は下の平地からは大分上がりました。
どうにか今年は設定範囲まで到達しそうです。ボチボチとがんばりましょう。

下組は、間伐作業・・・光の入りが悪いところを調整していきます。
今は、木がどんどん水を吸い上げているので、伐った木の皮をむくと面白いように剥け
この作業はけっこう楽しい。

それにしても毎年刈る沿道の草も元気。
ちょっと整えておきましょう、これだけで見栄えが違ってきます。
2009年07月09日
理事会開催
フォレスターズかがわ、平成21年度第1回理事会が開催されました。
会場は「ルポール讃岐」旧讃岐会館です。
ビアホールのしつらえなのでテーブルに賑やかなカバーがかかっています。
現在の活動状況やこれからのこと、助成金についてなど、活発な意見交換が行われました。
大きなところでのフォレスターズかがわのスタンスは、
森づくりにおいて、フィールドワーク実践の勘を養いつつ、
子供たちから大人まで含めての環境教育分野のサポートを実施する方向かと思います。
参加者(席順)は、北川 大野 石川 大西 木村 七條 吉田 増田の8名。
2009年07月09日
土曜日は琴南の森
●琴南の森定例活動のご案内
なかなか梅雨があけずスカッとしませんね。
週末は琴南の森定例活動日です。
・日時:7月11日(土)9:00~12:00
・場所:琴南の森 まんのう町造田855-1(備中地県有林)
・作業内容:林内の除伐等
・持物:個人用道具一式 共用機材一式
体験参加大歓迎!山の中でいい汗かきましょう。
皆様のご参加をお待ちしています。
連絡先:090-3183-4952(ますだ)
タグ :森林ボランティア
2009年07月07日
キノコです

セイタカイグチです。
名のとおり柄の部分が長いのが特徴です。
家の裏山で2006年、2008年、2009年と発見していますが、
キノコは去年多く出たから今年もというわけにいかず、ほとんど発生しない年もあり、
気象条件に多分に影響されるようです。
食感は良、なかなかおいしいキノコです。
この写真のセイタカイグチは採らずにおいてきました。
タグ :森を楽しむ
2009年07月06日
何気ない風景

放射状にしっぽが生えているようなのはリョウブの花です。
この木、芽ぶきの時期の新芽も瑞々しくて新鮮だし、花もちょっと遅れて初夏に咲くので
濃くなった山のみどりによく映えています。
山路を歩いていると、なんでこんな花がここに?と思うことがあります。
以前はなかったのにいつの間にか現れてちょっとした驚きです。
赤い花をつけているのはモントブレチア、舌をかみそうな名前ですが、
原産は南アフリカ、どうりでアフリカっぽい色をしている・・・
和名を桧扇水仙(ひおうぎすいせん)というそうです。
このあたりは数年前に治山工事をしていたから、きっと種もいっしょについてきたのでしょう。
この花、車で走っていると民家の庭先にけっこう咲いていました。
2009年07月04日
心肺蘇生
過日、フォレスターズスクールにおいて
日本赤十字社 香川県支部 指導員による心肺蘇生の講習が行われました。

わたしたちは心肺停止状態の人に遭遇した場合、救命措置をしなければなりません。
まず呼吸をみて、(口に耳を当てる)
心肺停止状態を確認したら人工呼吸をします。
まず指先であごを押し上げて気道を確保します。

次に鼻を押さえて息を2回吹き込みます。
このとき自分の口を大きく開けて吹き込む息が漏れないようにします。

次は胸の中心部に両手をあてがい、手掌基部で垂直にリズミカルに胸骨を圧迫します。
30回を1ユニットとして、また息の吹き込みに返り、それを救急車が来るまで続けます。

今度はAED(自動対外式除細動器)をつかっての蘇生方法です。
器械が音声で案内してくれるのでそれに従って処置をします。
一度装着したAEDはつけた状態で救急隊員に引き継ぎます。
香川県下では2008年には2件AEDを使つた報告事例があり一命が助かったようです。
わたしたちの活動は不測の事態に備えて、
機会あるごとに、この様な講習を受けておく必要を感じました。
日本赤十字社 香川県支部 指導員による心肺蘇生の講習が行われました。

わたしたちは心肺停止状態の人に遭遇した場合、救命措置をしなければなりません。
まず呼吸をみて、(口に耳を当てる)
心肺停止状態を確認したら人工呼吸をします。
まず指先であごを押し上げて気道を確保します。

次に鼻を押さえて息を2回吹き込みます。
このとき自分の口を大きく開けて吹き込む息が漏れないようにします。

次は胸の中心部に両手をあてがい、手掌基部で垂直にリズミカルに胸骨を圧迫します。
30回を1ユニットとして、また息の吹き込みに返り、それを救急車が来るまで続けます。

今度はAED(自動対外式除細動器)をつかっての蘇生方法です。
器械が音声で案内してくれるのでそれに従って処置をします。
一度装着したAEDはつけた状態で救急隊員に引き継ぎます。
香川県下では2008年には2件AEDを使つた報告事例があり一命が助かったようです。
わたしたちの活動は不測の事態に備えて、
機会あるごとに、この様な講習を受けておく必要を感じました。
2009年07月01日
石川さんありがとう

夜になると蛍の光が見られた6月の半ば、
綾川町の羽床小学校3.4年生の子供たちに暮らしの道具を竹でつくる学習が行われました。
子どもたちたから感想文が寄せられました。「・・・ありがとう」
すなおな心と感謝の気持ちが伝わります。「ありがとう」、は、わたしたちからも・・・。
竹林の拡大を、
抑止の面からだけでなく、うまく生かす方法を見つけられたらいいのにね。
竹の子の採取はもちろん、竹ほうきや、竹食器、農具、建築用材・・・
まだまだあると思いますが、少し歴史をさかのぼればヒントが見つかるかも。
そこには、時のリーダーが声高に唱える「ケーザーイ」とは少し離れるかもしれませんが、
暮らしのココロもたいせつにしたい気持です。