
2016年03月28日
2016年03月26日
里山登山道の整備を考える
山道について考えてみたい。昨今の里山ブームでどこの里山も大賑わいで老若男女健康づくりに一役かっています。ジムで汗を流すのもわるくはありませんが、自然の中で体を動かすことは五感をフルに働かせることができます。それにほとんどの場合がタダです。野鳥のさえずり、四季折々に見せてくれる木々や草木の生命観、そんな出会いがあるのが山道を歩く喜びです。

この写真は数年前に切り開いた登山道です。かつて野山が生活資源を得るための場であった頃は縦横に踏み跡が張り巡らされていましたが、今はイノシシの独断場、そんな状況だったのですが開削に挑みました。歩くほどに地表が安定し今はしっかりとした登山道になっています。プライベート的な道で思索の山道といってよく、なんとぜいたくなことでしょう。時々遭遇するイノシシにはちょっとびっくりしますが。

さて、これは階段で整備された登山道です。見ての通り人は階段を避けて歩きます。それは脳が無意識のうちに楽な方に足を運ばせるからです。人間の身体能力は千差万別、大人子供、若年老年、筋力や歩幅体調と差があります。階段道は一意見歩きやすい(登りやすい)ように見えますが、それはどうしてもれが必要な場所を除き逆の効果をもたらします。なぜなら段を設けることで歩幅を強制され、自分の脚力と合わないことを脳が無意識に感じ取るからです。また降りはなおさらで膝を痛める、つまずきの原因となっています。登山の喜び、山道を歩く楽しさは自然の地形を踏みしめ自分に会った歩幅で歩くことにあるでしょう。登山道の整備というと一律に階段を設けることになりがちですが、歩いて登って下って楽しい山道であってほしいものです。
この写真は数年前に切り開いた登山道です。かつて野山が生活資源を得るための場であった頃は縦横に踏み跡が張り巡らされていましたが、今はイノシシの独断場、そんな状況だったのですが開削に挑みました。歩くほどに地表が安定し今はしっかりとした登山道になっています。プライベート的な道で思索の山道といってよく、なんとぜいたくなことでしょう。時々遭遇するイノシシにはちょっとびっくりしますが。
さて、これは階段で整備された登山道です。見ての通り人は階段を避けて歩きます。それは脳が無意識のうちに楽な方に足を運ばせるからです。人間の身体能力は千差万別、大人子供、若年老年、筋力や歩幅体調と差があります。階段道は一意見歩きやすい(登りやすい)ように見えますが、それはどうしてもれが必要な場所を除き逆の効果をもたらします。なぜなら段を設けることで歩幅を強制され、自分の脚力と合わないことを脳が無意識に感じ取るからです。また降りはなおさらで膝を痛める、つまずきの原因となっています。登山の喜び、山道を歩く楽しさは自然の地形を踏みしめ自分に会った歩幅で歩くことにあるでしょう。登山道の整備というと一律に階段を設けることになりがちですが、歩いて登って下って楽しい山道であってほしいものです。
2016年03月21日
薪風呂をつくろう!Project
雲一つないピーカンの中、
浴室部分の立ち上がりの壁の鉄筋組と薪づくりをしました。

着工前に伐った支障木を整理して薪にします。

鉄筋工のIさんが助っ人に来てくれました。

Yさんにお借りした切断機で必要な長さに鉄筋を切ります。
まさにせん断力が鉄筋にかかる様が見てとれます。
初体験でした。

昼食の準備も万端、玄米ご飯に菜っ葉の味噌汁、超こだわりの食事です。

組上がった鉄筋。

薪もたくさんできました。これで1シーズンは十分あります。
手間をかける暮らしもいいもんです。
浴室部分の立ち上がりの壁の鉄筋組と薪づくりをしました。
着工前に伐った支障木を整理して薪にします。
鉄筋工のIさんが助っ人に来てくれました。
Yさんにお借りした切断機で必要な長さに鉄筋を切ります。
まさにせん断力が鉄筋にかかる様が見てとれます。
初体験でした。
昼食の準備も万端、玄米ご飯に菜っ葉の味噌汁、超こだわりの食事です。
組上がった鉄筋。
薪もたくさんできました。これで1シーズンは十分あります。
手間をかける暮らしもいいもんです。
2016年03月17日
山の神様にお礼
平成27年度森の活動が怪我や事故も無く終えることができたので、
山の神様にお礼を言ってきました。

いつも森林の入り口で向かえてくれる山の神様。
こころなしか残照を受けて輝いて見えます。

手入れが進むヒノキ林です。
あと20数年したらりっぱな用材林となるでしょう。

次年度が一つの区切りなので全域の間伐までなんとかもっていきたいと思います。
ヤマづくりは3代でモノになると言われますが、
ここも松枯れのあとの樹種転換が行われてヒノキを植えました。
森林組合が父の代に植林して、今こうして自分たちが関わり、次の世代で伐採・・・。
今ちゃんとしておかないと次がない、ほんとうに息の長い仕事です。
山の神様にお礼を言ってきました。
いつも森林の入り口で向かえてくれる山の神様。
こころなしか残照を受けて輝いて見えます。
手入れが進むヒノキ林です。
あと20数年したらりっぱな用材林となるでしょう。
次年度が一つの区切りなので全域の間伐までなんとかもっていきたいと思います。
ヤマづくりは3代でモノになると言われますが、
ここも松枯れのあとの樹種転換が行われてヒノキを植えました。
森林組合が父の代に植林して、今こうして自分たちが関わり、次の世代で伐採・・・。
今ちゃんとしておかないと次がない、ほんとうに息の長い仕事です。
2016年03月11日
薪風呂をつくろう!ProJect
浴室部分の型枠の建て込みと土壁用竹小舞の製作をしました。
型枠は型枠工のTさんに組み立ててもらいました。
小舞用の竹は羽床城跡の竹林整備で調達したものです。

基礎底版の脱型の様子。

平口竹材店さんにお借りした竹割り器、竹の太さに応じて分割数を使い分けます。

かつての家づくりは自前で竹を調達して小舞竹をつくっていました。
それが当たり前だった一昔・・・荒壁付けまでは自分たちでやっていましたね。

火を扱うところは安全のためコンクリートでかためます。
これから配筋、型枠の伏せ込み、コンクリート打と続きます。
薪風呂をつくろう!ProJectは自然の循環資源を暮らしに活かすプロジェクトです。
このプロジェクトの参加者を募集しています。
10,000円以上を出資していただくことでファンド会員となり、薪風呂づくりの過程及びイベントに参加することができます。
問合せは090-3183-4952 まで。
型枠は型枠工のTさんに組み立ててもらいました。
小舞用の竹は羽床城跡の竹林整備で調達したものです。
基礎底版の脱型の様子。
平口竹材店さんにお借りした竹割り器、竹の太さに応じて分割数を使い分けます。
かつての家づくりは自前で竹を調達して小舞竹をつくっていました。
それが当たり前だった一昔・・・荒壁付けまでは自分たちでやっていましたね。
火を扱うところは安全のためコンクリートでかためます。
これから配筋、型枠の伏せ込み、コンクリート打と続きます。
薪風呂をつくろう!ProJectは自然の循環資源を暮らしに活かすプロジェクトです。
このプロジェクトの参加者を募集しています。
10,000円以上を出資していただくことでファンド会員となり、薪風呂づくりの過程及びイベントに参加することができます。
問合せは090-3183-4952 まで。