2022年02月08日
みどりの学校「里山講座」を聴講しました
2月8日(火)「ナラ枯れを被害を通して見た里山林の維持管理」と題して、森林総研の衣浦晴生先生の講座をオンラインで受講。現在ナラ枯れはここ数年で一気に広まり、北海道と愛媛を除いて全国で被害が確認されているそうだ。ナラ枯れは昔からあるが、近年、中~高齢木に顕在化してきた。カシノナガキクイムシが幹に穿入し病原菌を媒介して木の生育を阻害して枯らすというメカニズム。まあ、ドングリの木が太くなってカシノナガキクイムシが生きやすくなったせいもあろうが、どう対処すればいいものか・・・?かつてのマツクイムシよろしく、薬剤をまき散らすのだけは間違ってもやらないでいただきたいと思う。はたまた自然界の摂理とみて様子をみるのも一理か、さしずめ我々森に関わる者としては、身近にある太い木はムシの来ぬ間に伐って活用させていただくのが良さそうだ。(TM)
Posted by NPO法人フォレスターズかがわ at 18:37│Comments(0)
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