2023年01月07日

事始め

フォレスターズの活動としては今年初めての作業・・・てゆうか体験。
S師匠とアケビの蔓採取をしました。
事始め
2月に行う「蔓で籠を編む」ワークショップで使用する材料集めですね。
入手と作業の容易さで選択したのがアケビの蔓。
師匠は手際よくサッサと蔓を採っていくのですが、私は要領を得ず戸惑うばかりです・・・。
蔓の丈夫さでいうと地面に這うようにして伸びているものが「ヨロシイ」・・・と。
落ち葉や雑草をかき分けつつお目当ての蔓を採取するのですが、縦横無尽の如く延びている蔓の採取はなかなかに難しいものでした。
私は、足手まといのような存在から抜けきらぬ間に作業は終了と相成り、トホホの時間を過ごしました。
採取した蔓は、水に30分ほど浸して土などの汚れを落とした後、さらに根っこなどの不要部分を取り除き、長さ、太さなどにより選別するそう。
想像する以上に材料準備が大変であることを知りました。
作業の終了後、そこに生えてる「ビナンカズラ」なる紅い実を教えていただきました。
また、スギの実を鉄砲玉として笹などを一緒に使い、その実を飛ばして昔は遊んでいたとのことも教わりました。
事始め
師匠は私より一回りは年上で、昭和30年代生まれで尚且つ多度津駅前の食堂で育った中途半端な町育ち野郎の私とは子供時代に遊んだ「玩具」が異なるようです。
師匠は、自然素材を使った玩具はもちろんのこと、生活用品でも先人の知恵というものが備わっているように思えます。
私にとって「玩具」といえば、ビニール、プラスチック、金属などを材にしたものばかりで、それらの「玩具」を手にする場合、「お金」という対価を支払うことによるものばかりでした・・・ねぇ。
「何か」をするときに、材集めから始まり、段取り、製作、使用まで一連の工程を全て自力で行うという経験が、私自身ほとんどと言っていいくらいにないことに改めて気づく年の始まりでした。
S.S





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Posted by いぬのなつ at 14:16│Comments(0)リポート
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