2018年06月10日
6月の琴南の森
梅雨の最中、貴重な晴れ間がのぞいた土曜日、琴南の森で森林作業を行いました。連日の雨でたっぷり水を含んだ林内の地面は柔らかくて滑りやすい状態になっていました。枯れ枝の枝打と定性間伐が主な作業です。山の斜面を縦横に動き回った身体は、たっぷり汗をかいて、心地よい疲労の蓄積の中に、日常業務から開放されて思う存分活性化したようです。ふと目をやると、茶色ヒノキの森には似つかわしくないふさふさの毛をまとった鮮やかな色の毛虫。はて、ゆく先の姿は何?林内の何もかもが水を吸い成長を求めて静かに、またあるものはうごめいて、人知の及ばぬ様々な森の営みがあります。チェンソー音につんざかれた静寂を破る侵入者の我々の姿は、植物や、野鳥、生き物にとって迷惑であったかも知れません。
Posted by NPO法人フォレスターズかがわ at 07:27│Comments(0)
│森づくり