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2015年07月09日

いかに森をつくるか?

いかに森をつくるか?

森林は人工林と自然林(天然林)に分かれ、ここ屋島の森は人工林です。主にヒノキが植林されて30数年になります。写真にあるのは東に帯状に登るなだらかな斜面に植えられたクヌギ林が広がっています。上部にいくとヒノキが植えられていましたが、ほとんど枯れてこの地本来の植生に置き変わっています。おそらく風の通り道で人工林のヒノキは耐えられなかったのでしょう。風倒木は整理して今はササが隆盛です。このあたりはササを粗刈して由来の木を残し育てようと考えています。左には屋島山頂に続く登山道があり、景観的にも登っていて気持ちの良い森林が広がればと思います。このようにここは自然林的なところに人の手を入れるということをやっています。ヒノキやスギの人工林は本来用材生産を目的としたものですから、手入れの手順は定型があるのですが、自然林についてはどこまで人の手を入れるかというのは常に目標とする姿をイメージして取り組む必要があります。といっても、こうしなければならないというものではなく、どこで折り合いをつけるかが大事ですね。


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Posted by woodsかがわ at 10:49│Comments(0)森づくり
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