2010年03月20日

薪割り

暖かくなると体を動かしたくなるのは人も動物も同じで、
イノシシが早掘りのタケノコ探しにけん命で、竹林ではあちらこちらで食跡がある。
この竹林、春先には待ってましたとばかりに、イノシシにとっては絶好の餌場になるようだ。

薪割り

さて、伐って2年あまりほったらかしておいた木を薪にするために割ることに・・・。
なにしろ水分は完全に抜けており、全乾燥状態になった丸太は斧が弾かれて、
まったく手に負えない。
材は広葉樹のクスノキ。
いつもなら40cm程度に切って割るのだがその半分にしてなんとか斧が使える。
それも外側から順次斧を入れ、打撃のせん断力が木の靭性を上回るように打ち下ろすのがコツ。

薪割りは水分を含んだ生木のうちにやっておかねばならない、ということが改めてよく分った。
針葉樹は乾いてもパカパカ割れるが、質量の大きい広葉樹は乾くとやっかいだ。
燃料として利用する場合、
火持ちがよいのはなんと言っても広葉樹で、針葉樹はパッと燃えるがつきるのも早い。

このクスノキ、雨晒しで地表にほったらかしておいたが虫や腐朽菌がつかず、
防虫剤の樟脳が精製されるだけあって、耐性にすぐれ割ると独特の香りが漂う。



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Posted by NPO法人フォレスターズかがわ at 12:11│Comments(0)暮らし
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