2013年02月11日
木洩れ陽
手がちぎれるかと思うくらいの冷たい朝だった。外の水道の蛇口は凍り付いて水が出ない。しっかり霜がおりて空気が冷たくこんな日の日中はお陽さまのあったかさを約束してくれる。道具を軽トラに積み込みヤマに行く準備をする。チェンソーは昨日研いでおいたから切れ味はいいはずだ。この日は定例の山の活動日、今の時期間伐と枝打を同時進行している。そろそろ木は成長の準備を始めるだろうから枝打ちは今回でいちおう終わりか・・・あとは枯れ枝の除去くらいで間伐に集中することになる。
しかし、チェンソーで木を伐る快感はたまらない。もちろんヤマを整え木の成長を促すためにやる間伐だが、単純に伐るという行為はおもしろい。考えてみれば先人が汗して植えた木を惜しげもなく伐ってしまうのだから罰当たりなことだ・・・急な斜面を苗木を担ぎ上げ一本一本クワをふるい植えていったことだろう、たかだか20数年前のことである。それが大きくなり詰んでくると間引いてやらねばならない。ふと「なんでボランティアで木を伐っているのだろう」と我に返る。チェンソーを振り回している腕が痛い・・・すいた林間に陽が落ちている。

しかし、チェンソーで木を伐る快感はたまらない。もちろんヤマを整え木の成長を促すためにやる間伐だが、単純に伐るという行為はおもしろい。考えてみれば先人が汗して植えた木を惜しげもなく伐ってしまうのだから罰当たりなことだ・・・急な斜面を苗木を担ぎ上げ一本一本クワをふるい植えていったことだろう、たかだか20数年前のことである。それが大きくなり詰んでくると間引いてやらねばならない。ふと「なんでボランティアで木を伐っているのだろう」と我に返る。チェンソーを振り回している腕が痛い・・・すいた林間に陽が落ちている。
Posted by woodsかがわ at 10:59│Comments(0)
│森づくり