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2015年04月09日

春の炭焼き(2日、3日目)

里山での炭焼き、初日に続き、2日目で朝からしとしと雨。朝の8時半に、傘をさしながらいよいよ着火。

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煙突から白い煙が上がります。

春の炭焼き(2日、3日目)



しばらくすると、竹酢液がぽたぽたと落ちてきました。落ちるスピードが徐々に上がってきて、容器にどんどんたまっていきます。

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10時半過ぎ、窯に被せた土が乾燥してひびが入り、湯気が上がってきました。最初は蒸し焼きの状態。

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ときどき、温度計で煙の温度を確認します。最終的には温度計の上限の200℃まで上がるまで待ちます。

10時の時点ではまだ15℃でしたが、12時には65℃まで上がりました。午後は、70℃からなかなか上がりませんでしたが、16時半過ぎには90℃になりました。17時には、一気に140℃に。蒸し焼き状態から竹に火が付くと、急激に温度が上がるようです。17時半には150℃、その15分後、ついに200℃に到達。

18時を過ぎると、煙が青くなりました。

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18時半になると、煙がほとんど出なくなり、それを見計らって窯を密閉。焚き口を閉じて土を被せ、煙突も塞ぎます。

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外は真っ暗。朝から10時間以上、焼き続けました。一晩置いて、竹炭が冷めるのを待ちます。


【3日目】

翌朝、いよいよ取り出し。

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通気口に近い上のほうは少し砕けていましたが、美しく焼けていました。

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サイズごとに箱や袋に詰めていきます。竹炭同士が触れ合うとカラン、カランと音を立てます。これで風鈴を作りたくなりました。竹炭や竹酢液は、いろいろなことに活用できます。どのように使ったかは、また後日、報告したいと思います。

(硲)


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